中小企業の成長を支える、あなたのかかりつけ税理士。
- 2024年合格者
吉岡 大悟さん/会社員(所属税理士)
受講講座:2次パーフェクト合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 税理士として中小企業のお客様に対し税務や会計業務等のサポートを行なっています。中小企業にとって顧問税理士は最も身近な士業であり、いわば『かかりつけ医』のような存在であると感じています。中小企業診断士の資格を取得し、経営面の理論、知識に基づいた適切なアドバイスを行えるようになることで、『かかりつけ医』としてより質の高いサービスが提供でき、同業他社との差別化が図れるようになると考えたからです。
- Q KECを選んだ理由
- 私は地方在住のため予備校で講座を受講する場合は通信講座を選択することが多くなります。しかし通常の通信講座ではどうしても講師の投げるボールを受け取るだけの授業になってしまいがちで、タイムリーな質問や他の受講生の現状の把握など通学の受講生が得られるメリットを享受できない点に不満を持っていました。少人数双方向授業を実施するKECの授業ならこの不満を解消できると考えたためです。
- Q KECの良かった点
- 単なる試験対策としてではなく、本当に中小企業診断士として戦えるような実践的な視点で講義をしてもらえるので、自分の描く将来のビジョンをより明確にでき、最後まで高いモチベーションで受講できたことです。私はオンラインの週末クラスで受講していました。画面上ですが講師陣や他の受講生の皆さんと顔を合わせ同じ目標に向かって切磋琢磨する講義がとても楽しく、週末が待ち遠しい感覚になりました。
- Q 最も役に立ったメソッド
- ロジックツリーです。二次試験で必要な一次知識を体系的に効率良く身につけることができました。私は自分でロジックツリーをiPhoneに録音し、出勤や出張の移動中の時間をロジックツリーを『唱えて覚える』時間にしてひたすら繰り返しました。本試験では想定外のことも起こりますが、そんな中でも一定の水準で戦える力を養えたのはロジックツリーでの学習による効果が大きかったのだと感じています。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 二次試験の前夜は2時間程度しか眠れず、頭がぼんやりとした状態で、80分×4本を本当に乗り切れるのかとメンタル的にもかなり追い詰められました。試験後は後悔の気持ちばかりが湧き出てきて、やっと気持ちを切り替え、解答速報等で試験を振り返れるようになったのは1月になってからでした。今回は合格は難しいだろうと思っていたので、合格発表は何度も何度も番号を確認し、KECのメールで確認し、それでも通知が来るまで信じられないという気持ちでした。
- Q 今後の展望
- 経営面のアドバイスもできる税理士、税務面のカバーもできる中小企業診断士として自分ができること、強みとすべき点を明確にし、ブラッシュアップして独自性を発揮したいです。また近年、地元で同世代が新規開業するケースが多く、たくさんの良い刺激を受けており、私も開業を支援することで地域の活性化に関わっていければと思います。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 中小企業診断士は独占業務がなく知名度もそこまで高くなく、取得する必要性を疑問視するネガティブな声を聞くこともありました。私は税理士業務で経営者に助言する機会がありますが、学習が進み、体系的な知識が深まることで一歩踏み込んだ内容の話ができていると実感しています。
でも『中小企業診断士の勉強していて経営面に詳しい』ではなく、名刺に『中小企業診断士』とビシッと記載して堂々と助言したいよね?これが私のモチベーションの源泉でした。資格試験の勉強は大変ですが、難しいからこそ価値があり達成感は大きいです。自分の可能性を信じて諦めず一歩一歩登っていけば必ず登頂できる山だと思います。
真剣な姿勢が未来を切り開く、共に成長する仲間たち。
- 2024年合格者
中村 真さん/会社員(情報サービス業・マネジメント)
受講講座:2次パーフェクト合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 外部請負の営業チームを立ち上げるために客先支援で現場に入っていたが、外部コンサルタントと一緒に業務を行っていく中で、より上流の仕事がしたいと思うようになった。また、同じ頃にたまたま知り合った方が中小企業診断士に受かっており、試験に挑戦する意欲をもてました。
- Q KECを選んだ理由
- 1次試験後に受けた直前講義の説明会の際に、平野先生から真摯なアドバイスをいただけたため。当時は全然準備できていなかったため、「半分練習のつもりで受けようと思う」と伝えたところ、「中途半端な姿勢で受けるのはやめ、真剣にやりなさい」と言われ、真剣にやらないと次に繋がらないということを教えてもらえました。
- Q KECの良かった点
- 平野先生はじめ、先生方の真摯な姿勢・教えです。ダメになりそうな時にも何度も励ましていただけました。また学友同士の距離が近く、互いに励まし合いながら、教え合いながら、成長していくことができました。
- Q 最も役に立ったメソッド
- ロジックツリーによる主要な知識の因果関係を把握できたこと。
フレキシブルボックスによるNPVの構造が全体的に理解できたこと。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 120%落ちてると確信していたので、合格発表の紙が届くまで、合格したことが全く信じられなかった。
合格発表当日は、周りの友人には「仕事が終わったら見るので、余計な情報は不要です」と伝えていたが、”もしかして”と思わせられることがあり、昼休みに勇気を持って見たところ、番号があった。
あまりのことに信じられず、妻・友人と自分合わせて3名で番号に相違ないことを確認した。
- Q 今後の展望
- 数年前に勤めている企業が副業OKになったため、まず副業で多方面での仕事に取り組みたい。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- ロジックツリーの丸暗記をできれば、春までには終えて下さい。
腹落ちさせて、以後演習の中で与件に沿って、引き出せるようにしましょう。
もしロジックツリーを腹落ちさせられずに、中途半端なまま使っっていると知識に振り回されることになります。
多様な経験が未来を創る、共に学び合う仲間と共に。
- 2024年合格者
小澤 優也さん/会社員(都市開発部門)
受講講座:1次2次ストレート合格パーフェクトコース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 新卒からずっと同じ会社に所属し様々な部門を経験することで、組織や財務、企業戦略等の在り方を体系的に学びたいと考えたことです。
- Q KECを選んだ理由
- 過去問を題材にし、双方向タイプの授業を行っていたためです。オンライン授業にも柔軟に対応できるスタイルであったため。
- Q KECの良かった点
- ・受験生同士でのディスカッションが非常に多く、皆さんとは勉強仲間でありライバルでもあるため、自分の立ち位置を感じることができること。
・私は大阪へ単身赴任(自宅は東京)であり、子供が小さい事もあるため毎週自宅へ帰る必要がありました。その中、オンラインで受講できるため場所に縛られない学習が可能な点。
・授業が週2回あるため予習復習含め、勉強のペースメーカーになったこと。
- Q 最も役に立ったメソッド
- 知識応用ロジックツリーです。終盤では授業中にテストもあるので、緊張感をもって日々の勉強に取り組むことができた。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 1年目で1次4科目、2年目で1次3科目合格し、2年目の2次試験直前の10月に単身赴任の辞令が出ました。部署も場所も変わり流石に勉強が出来ず、2年目の2次受験は断念。翌年の2次試験対策のためKECで学び、勉強開始から3年で2次合格を勝ち取る事が出来ました。
授業がある日はその予習に専念し、その他の日は過去問演習を中心に繰り返し演習を繰り返しました。土日は子供対応があるため、平日になるべく勉強時間を確保できるように調整しました。
2次試験当日、緊張のあまり事例Ⅰの与件を2回見ても頭に入ってこず、、、数分目をつむって深呼吸してから問題に取り組み何とか乗り越えられした。また事例Ⅳでは問2でなかなか計算が合わず、時間がどんどん過ぎていくことにとても焦りを感じました。そこまで焦ったのは人生で初めてかもしれません。(笑)恐らく間違っているだろうなという問題でも粘り強く回答欄を埋めきり(記述では何かしらの計算過程を書く)、終わった後は本当にフラフラでした。
- Q 今後の展望
- 中小企業診断士同士の交流会に積極的に参加し人脈づくりに活用、本資格を通して得られた知識を現在の仕事に活かしていきたいです。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 1次~2次で割と長距離走の資格試験となります。ご家族への理解に感謝し、モチベーションを維持しながら日々の勉強をルーティーン化することをお勧めします。 休む時はその日は思い切って勉強しないなど、オンオフを区別するとモチベ維持がしやすいと思います。(私も試験前日まで毎日の晩酌を欠かしませんでした(笑))
経営の基礎を学び、未来を切り開く
- 2024年合格者
平山 景太さん/会社員(経営企画部門)
受講講座:1次2次ストレート合格プレミアムコース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 診断士を目指したきっかけは、自分自身の経営に関する知識や経験の無さから、業務において力不足を感じていたからです。
私は、入社7年ほど経った時に経営企画部への異動が決まりました。しかし、それまで「経営」と言う分野に関して全く学んだ事が無く、重要な中期経営計画の策定時にも何が正解なのか分からず手探りで進めていました。有効な戦略立案が出来ていないような空回りする感覚が続き、一度経営に関する基本を学ばないといけないと思い診断士資格の取得を目指しはじめました。
- Q KECを選んだ理由
- 正直なところ、一番はじめの理由は受講料の安さでした。診断士を目指した一年目を通信教育で勉強していた事もあり、自己啓発の資格にさらに大金を積めないなぁと思い、二次試験に強そうなビジネススクールを探していました。そのなかで他社と比較すると安価で、二次試験に特化したコースもあるKECさんを見つけ体験授業に申し込みました。 安いところなので、それなりの覚悟で初回の無料授業を予約して、新宿の大通りから2本ほど路地を入った建物の前に来た時は「やってしまったか?」と思いましたが、受講してみると良い意味で期待を裏切られました。理論的な教育プログラムに加え、診断士になった後も見据えたカリキュラムとなっていることに非常に魅力を感じました。この環境ならば、自分の求めてる経営の基本をしっかりと学べると感じKECさんを選びました。
- Q KECの良かった点
- 最も良かった点は、卒業生にも手厚くフォローしてくれる人間味あふれるところでしょうか。私は、残念ながらKECさんで学んだ年には合格できなかったのですが、翌年は別の学校に行かずKECさんのテキストを中心に個人で復習を重ねて合格できました。
KECさんは、そういった卒業生の問い合わせにも真摯に応えてくださり、2次筆記合格の連絡を入れると即座に口述試験フォロー模試の案内をいただけたときにはその対応にとても感動しました。 もちろん授業の質の高さは言わずもがなですが、受講生を卒業後もずっと大切にしてくれる人間味のあるところが、KECさんを選んでほんとに良かったと感じました。
- Q 最も役に立ったメソッド
- ロジックツリー
二次筆記試験での多面的で漏れのない解答作成や、口述試験でも解答ロジックの組み立てにとても役立ちました。また、3年目は一次試験からのやり直しでしたが、企業経営理論の点数が1年目の時にくらべてものすごく伸びていて、ロジックツリーの効果を実感しました!
このメソッドは、2年間ずっと繰り返し復習し、徹底的に暗記しました。ただし、このロジックツリーは、良いもの過ぎるが故に落とし穴もあります。暗記したての時はロジックツリーのまま解答作成してしまい、与件文に合致しない一般的な答案になることが多く、与件文に沿った答案作成にたどり着くまで苦労しました。それでも二次試験突破レベルに達せたのは、与件文→設問→ロジックツリー→与件文…と繰り返すコンテンツトライアングルもセットにして実践演習することで、社長の思いを汲み取る答案作成ができる様になっていったからだと感じています。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 私は片道1時間の電車通勤で、仕事も毎日遅くまでしていた事もあり、平日の勉強時間確保は非常に難しかったです。平日はもっぱら電車のなかが勉強部屋でした。ただ、KECさんは、大阪校と新宿校の両方の授業録画を公開してくれるので、スマホひとつあれば復習でき、さらに、両方の授業動画を観て復習を繰り返すことでとても理解が深まりました。ただ、動画を見過ぎて、リアルな授業の時に久しぶりに担当してもらう講師の方はテレビの中の人の様な感覚だったのを覚えています(笑)
電車の中での勉強で1番辛かったのは、過去問完全マスターの企業経営理論の勉強をしてる時でしょうか。眠くならないように立って勉強してましたが、本が重く腕がプルプルなりながら勉強していました。もしかしたら、この一周で絶対に終わらせたい!という一心で勉強した事も本番での点数アップに繋がったかも知れません。
- Q 今後の展望
- まずは企業内診断士として頑張っていこうと思っています。経営企画に所属しているということで診断士の知識や経験を充分に活かせる環境が揃っています。もともと自身の能力アップを診断士資格取得の目的としていたこともあり、資格を活かした現業での活躍を大切にしたいと思います。 また、現業ではサステナビリティ関係も担当していることもあり、士業のなかでは各種非財務開示規制への対応経験や保有している脱炭素アドバイザーの資格も活用して、中小企業のサステナビリティ経営の支援も行えていけたらと考えています。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 全ての場面において周りへの感謝と絶対に諦めないことが大切だと思います。
これまでの人生でこんなに試験に落ちたことは有りませんでした(笑)
膨大な勉強量、心を折られそうになる本番の試験中、結果が出たときのもう一年の鬼勉が決まった瞬間、、、
そこで諦めるのは簡単です。私も何度も諦めそうになりましたが、家族の支えもあり、なんとかやり遂げることができました。合格後の世界は、達成感と将来への期待で満ち溢れています!悲しいかな勉強経験ありと資格取得では周りの見る目が違うのも現実です。
合格の時は突然やってきます(笑)きっと積み上げた努力は裏切りません。自分の可能性を信じて、最後まで諦めずにやり切ってください!合格後がわかった日に飲むお酒は最高ですよ!
- Q その他
- 診断士協会のHPにある二次試験の過去問PDFは、古いと保護がかかっていますが、ほとんどが編集可能です。最近はPDF編集機能も充実していて、手書きの書き込みや物差し、マーカー機能などもあります。隙間時間でのシステムダイアグラムの作成や骨子作成の練習では、わざわざ印刷しなくてもスマホ一つで充分に対応できます。なんと言っても何度も復習する時にPDFに書き込んだ内容を消す作業が、消しカスもでずとても楽です!
自分の環境で出来る最善の勉強法を見つけ出す事も合格への第一歩かも知れません。
人生一度きり、学びを楽しんで未来を切り開こう!
- 2024年合格者
吉田 直史さん/会社員(クロスボーダーM&A担当)
受講講座:2次直前合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 会社員として、まもなく終着駅。人生一度きり。
- Q KECを選んだ理由
- 1次試験の会場出口で配布のビラで知りました。2次試験の学習をどうすれば良いか分からず迷っていたところ、試しに受講した無料体験講座が大変良く、即入校を決意しました。
- Q KECの良かった点
- 平野先生の教え全てです。勉強法、呼吸法、酸素缶等のグッズも含めて、全て信じることにしました。長年培われてきた合格秘法を、短期間で伝授して頂きました。
- Q 最も役に立ったメソッド
- 知識応用ロジックツリーです。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 学習することが楽しかったです。特に、教室での対面授業、生徒間でのディスカッション、もう一度やりたいくらいです。
- Q 今後の展望
- 中小企業診断士として独立開業を目指します!
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 割と高年齢にも関わらず、1次と2次合せて学習期間約6か月でストレート合格できました。学習を楽しんだことが、良い結果につながったと思います。KECを信じて、中小企業診断士の学習を楽しむことだと思います。
- Q その他
- KECに出会えて良かった。
新たな挑戦で未来を拓く、学びの旅を共に。
- 2024年合格者
A.K.さん/会社員(製造業、事業企画)
受講講座:2次直前合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 新規事業立ち上げに際する自己啓発
- Q KECを選んだ理由
- リスクを負いながらも、どこよりも早く解答速報を出して受験生に有用な情報を提供している、企業姿勢と確かな自信
- Q KECの良かった点
- 平野先生の講義
- Q 最も役に立ったメソッド
- ロジックツリー、事例4のフレキシブルボックス
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 【学習時】
ロジックツリーを音読して録音・録画し、毎日の通勤時間に倍速で視聴して覚えておりました。筆記だけでなく口述にも役に立ちました。
【本試験日】
時計の選び方から、前泊、食事についてまで懇切丁寧にご指導を頂き、精神面でも大きく助けられました。
【合格発表】
完全に落ちたものと一人落ち込み、翌年の勉強をどう進めるか悶々と考えていたので、自分の番号を合格者一覧に見つけた時は、信じ難い気持ちで、あらゆる角度から勘違いではないのか確認を繰り返しました。
見間違いでない、と確信を強めるにつれ、震えと喜びと感謝その他が混然とした感情が芽生え、泣きそうになりました。
(その後、KECの先生方に御礼せねば、と校舎に伺いましたがアポ無しで大変失礼頂しました…)
- Q 今後の展望
- 2月・3月に15日間の実務補修をし、登録に進みたいと考えています。当面は企業内診断士ですが、いち早く実務経験を詰み、補助金申請、事業承継、国際化支援、執筆活動等ができる一人前の診断士になりたいと考えております。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- この試験を通じて得た事は、間違いなく大きな財産となっています。引き続き、互いに更なる高みに向けて歩を進めましょう!
経営の知識で法律の価値を高める。
- 2024年合格者
Y.H.さん/弁護士
受講講座:2次直前合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 企業法務を主に取扱う法律事務所に勤務し始めたころ、クライアントとの打合せで聞く用語に初耳のものが多くあり、自分は法律以外のことをあまりに知らなさすぎると痛感させられていました。せめてクライアントとの共通言語を獲得したいとの思いで、企業経営に関し勉強したいと思いましたが、わかりやすい目標がないと頑張れない性格から、資格試験を探してみたところ、企業経営の知識を幅広く問われる、中小企業診断士試験の存在を知りました。
また、まだまだ男性が多い社会の中で、20代女性弁護士を初見で信用してもらえるための、わかりやすい肩書が欲しかったという気持ちもありました。
- Q KECを選んだ理由
- 一次試験の合格発表時、まだ二次試験の対策を行なっていませんでした。
何からどのように勉強したら良いかわからず、悩む時間ももったいないと考え、予備校を利用したいと考えました。
そのように考えていたところ、KECに通っておられた診断士の方に、「合格後もKECで学んだことが役に立つ」と薦めていただき、KECの二次直前コースを申し込みました。
- Q KECの良かった点
- 特にロジックツリー演習が役立ちました。
ロジックツリー演習で用いられるテキストはとても薄いものでありながら、二次試験で必要な知識はすべて網羅されていました。また、中小企業に特有のスモールビジネスの考え方を、ここで初めて学ぶことができました。
また、ロジックツリー演習の際、講師が過去問でどのような問われ方をするかも教えてただきました。そのため、事例問題への応用力も同時に学ぶことができました。
- Q 最も役に立ったメソッド
- ロジックツリー演習です。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 一度めは、明らかに自分の勉強量不足(過去問演習講座を受講しきれないまま受験してしまいました。)が原因で、数点届かず、不合格となりました。
二度めを受験した際は、重いコロナ後遺症で体調がすぐれず、受け控えるかを当日の朝まで迷いました。しかし、「KECの講座で熱心に叩き込んでいただいた知識と力は、当日の体調で左右されるような柔なものではないはず!」と考えて、自分を信じることができ、気合いでどうにか最後まで受験できました。
合格して何より嬉しかったことは、受験勉強中、家事も率先して担ってくれ、前日は必ず「勝負飯」を作り続けてくれた夫に合格報告をできたことでした。
- Q 今後の展望
- 弁護士をしていると、企業にとって法律は「コスト部門」「ブレーキ」と捉えられ敬遠される傾向にあると感じることが多々あります。今後は、経営的な視点からも法務の必要性を認識してもらえるような説得力を身につけられるように精進してまいり、必要なリーガルサービスを届けたいと考えております。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 中小企業診断士試験を通じて、経営に関する知識を幅広く学習できたことで、日常生活において吸収できる情報量が圧倒的に増えました。また、学習する内容は、どれも新鮮で最後まで楽しんで学習することができました。
中小企業診断士を目指しておられる受験生は、前向きやチャレンジ精神を忘れていない方が多く、受験生同士の繋がりの中で、生き様を学ぶこともできたと考えております。
迷っておられる方は、ぜひ勉強を開始してみてください。新しい世界が待っていることと思います。