KEC 中小企業診断士講座

2015年度合格体験記

ベースの知識がない中で、見事1年で合格!!

mr-hirama
2015年合格者
平間 理和さん(29歳)/会社員:物流管理
受講講座:1次2次ストレート合格プレミアムコース

Q中小企業診断士を目指したきっかけ
大学卒業後すぐに製造小売系の企業に就職したのですが、何年かして仕事に慣れると会社というものの仕組みがわからずに働いていることに疑問を持ちました。現場の仕事だけでなく、どこの部署に行っても通用するように、すべての段階を理解して働きたいと思ったのがはじめのきっかけです。

その後管理部門に配属されてから、やはり業務内容への理解度が不足していると感じましたので、体系的な知識と論理性が求められる中小企業診断士の資格に挑戦しました。また、診断士の中には様々な業界の知識と実践を伴った方々がいらっしゃることも大きな魅力と感じ、そういった方々と繋がれることで自分の世界を拡げられるのではないかという期待もありました。
Q KECを選んだ理由
1)少人数講義(質問のしやすさとモチベーションの維持のため)

2)講師:生徒数の人数比でコマ単位の授業料が適性であること。

3)平日と週末から選んで講義スケジュールを組め、欠席の場合はWEB補講もあるため、忙しいときも学習計画の変更に対応可能。

4)「本気で合格を志す者のみ募集」というコピー(やるからには本気でやって1年で合格したかった)

といったところが選んだ理由です。
QKECの良かった点
1)講義中に講師と生徒間の双方向コミュニケーションがあること。特に良かったのは、少人数講義ということもあり、講義中に何回か講師からランダムに質問が飛ぶことです。このときにスムーズに答えられない悔しさが、次回の講義へのモチベーションになりました。

2)WEBで欠席した講義を見られること。やむを得ず講義を欠席してしまった場合でも、リカバリーして追いつくことができました。また、空いた時間に急な予約の電話をしても、スタッフの方に柔軟に対応していただき感謝しております。

3)知識面だけでなく、技術面・精神面での対策方法を教えていただいたこと。技術面ではICレコーダーの活用方法や過去問に取り組む際のマーク記入方法など、勉強時間を効率化するための具体的な対策方法。精神面では呼吸の整え方や、わからない問題に遭遇した時の考え方など、大きなプレッシャーのかかる本試験で実力を出し切るための具体的な対策方法が役立ちました。
Q最も役に立ったメソッド
2次試験対策の「知識応用ロジックツリー」と「事例別解答フレームワーク」が最も役に立ったと感じています。

私は学習初年度で時間的余裕がなかったこともあり、2次試験対策を本格的に始めたのは1次試験終了後でした。そのため、9月の大手予備校の直前模試でも時間が足らない、そもそも何を書けばいいかわからないという状態で、当然結果はD判定でした。

しかし、講義でのディスカッションやKECの模範解答例も参考にしながら、ロジックツリーとフレームワークを活用して徹底的に7年分の過去問を分析することで、過去問の与件文・設問文に表れる個々の具体的事象や用語に対応する1次知識の勘所が暗黙知として身についてきました。バラバラの知識を有機的に整理できたことにより、本試験では時間不足や空欄はなく、合格点に大きく近づいたと考えております。
Q通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
7月の大手予備校1次試験模試では1日目最初の経済学・経済政策のできが悪く、精神面でそのあと別科目にも響いてしまいました。そのため、本試験前残り1ヶ月では経済・財務でつまずかないよう対策して、本試験ではスムーズな滑り出しができたのですが、2日目の経営情報システムが落とし穴でした。

この科目は専門ではないもののそれなりの点数を見込んでいたのですが、蓋を開けてみれば1周目で自信のある解答が4問だけ。ここで足切りかと頭が真っ白になりました。しかしながら、ここで講義で学んだ緊張ほぐす方法を思い出し、1度呼吸を整えて、論理と常識をフル活用してもっともらしい答案を作成するよう専念することに切り替えることができました。結果としては単科目でも合格点に届いていたので、本番で何があっても諦めずに守りきるという考え方を素直に実行したことがよかったと思います。
Q今後の展望
今のところすぐに独立や診断業務を本格的に始めるということは念頭になく、実務補修への取り組みや協会のイベントへの参加、診断士の方々との繋がりをつくっていくことを通じて、診断士としての方向性をじっくり考えていきます。将来的には、経営資源を活かせていない企業や団体を掘り起こして、世の中に価値を広めることで社会や文化を変えていくということに取り組みたいです。そのときに、診断士としての繋がりや信用を活かせたらよいと思っております。
Q中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
中小企業診断士試験は学習するのにかなり時間がかかり、金銭面を含め日常生活である程度犠牲になるものがあります。しかしながら、そういったことを乗り越えて学習を進めていくと、世界の見え方を大きく拡げることができると感じました。長期間に渡り学習を進めていく上で、ペース配分とモチベーションの維持が大きな課題になりますが、KECの講義をベースに学習計画を組み立てることで限られた時間内で非常に効率よく学習ができたと思います。

私は2次試験過去問の解答がまともに書けるようになったと思えたのは本試験2週間前でした。この試験において、最後の最後まで過去問と向き合って暗黙知を積み重ねることは重要だと感じました。ほとんどの方が仕事や家庭と両立して取り組まれており本当に大変かと思いますが、周りの方々の協力に感謝しつつ、納得するまでやり切れることを願っております。

KECに入る前に2次試験過去問や予備校の新作問題を解いたことがなかったのが不幸中の幸いでした!!

mr-nakano
2015年合格者
中野 博高さん(38歳)/会社員(食品メーカー・営業)
受講講座:2次パーフェクト合格コース

Q中小企業診断士を目指したきっかけ
社会人としてどうしてもスキルアップしたかったからです。社内外の厳しい競争の中で成長し、会社や社会に貢献できる人間になりたいのがきっかけです。
Q KECを選んだ理由
2次合同説明会に参加させていただき、KECの過去問重視・1次試験の知識重視という方針に納得し、入学を決めました。

1次試験を3年がかりでなんとか合格し、翌年度の2次試験に臨むべく予備校を探しており出席した説明会で、これまで学んだ1次試験の知識を全く応用出来ないことに気付かされ危機感を覚えました。また、KECの2次試験過去問解法や、過去問を中心としたカリキュラムに納得し、入学しました。
QKECの良かった点
1次知識重視、過去問重視という方針のもと、モチベーションを維持しつつ高度な学習を進めることができる環境が整っていたことです。

他予備校と比較しても、KECの模範解答・平野先生の講義が正答に近いであろうと納得して授業を受け続けることができ、また自身に不足しているものを実感し、それを補うという作業を効率的に行うことができました。

また、過去問を解答し、受講生同士ディスカッションする授業では、「論点がずれている」、「1次知識が応用できていない」等、他受講生から多くの「気づき」をいただきました。

ディスカッションの授業で受講生同士お互いを知ることができたおかげで、他受講生の皆さんとは時間が経つにつれて、ざっくばらんに会話ができるようになりました。毎週のように授業後に一緒に自習したこと、昼食を共にしながら合格後の展望を話したこと、他の予備校模試の散々な結果をお互い笑いあったこと等々、他受講生の皆さんのお陰もありモチベーションを維持し、楽しく学習することができました。
Q最も役に立ったメソッド
知識応用ロジックツリー、事例ごとのフレームワークにより、2次試験に必要な知識を体系的に理解できました。

本試験1週間前にはA3の紙に、事例ごとのフレームワークにロジックツリー・その他知識を書き込み、試験会場にファイナルペーパーとして持参しました。
Q通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
2015年3月頃に初めて2次試験過去問を解きました。1週間かけて何度も推敲した解答でしたが、ディスカッション・添削で「もれ」や「論点のずれ」等を多々ご指摘いただきました。 あと半年で合格答案を書かなければ合格できないこと、また、それは並大抵のことではないと実感し、溜息が出たことを覚えています。受験経験豊富な方が多数おられる中小企業診断士試験で私の「強み」は何かと考えたところ、「2次試験過去問や予備校の新作問題を解いたことがない」と気付き、残りの半年間、余計なことをせずにKECメソッド・講義だけを頭に叩き込もうと決めました。 過去問を繰り返し解答し、KECの模範解答に近づけるという作業の繰り返しが合格に繋がったものと思います。
Q今後の展望
企業内診断士として活動していきたいです。また、更なるスキルアップを目指して、日々挑戦して参ります。
Q中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
KECで教わることを一つ一つ丁寧にご自身のものとしていけば、自ずと結果は付いてくると思います。頑張ってください!
Qその他
KECの講師・スタッフの皆様、一緒に勉強した受講生の皆様 大変お世話になりありがとうございました。楽しく学習できたのも皆様のお陰と感謝しております。

KECメソッドを使うことで、本試験は落ち着いて解くことができました

ms-morimoto
2015年合格者
森本 美弥さん/自動車部品メーカー営業
受講講座:2次パーフェクト合格コース

Q中小企業診断士を目指したきっかけ
当時勤めていた会社の尊敬する先輩から、診断士の勉強を勧められたのがきっかけとなります。

当時は、生産管理の仕事をしていたのですが、実務に加えて、診断士の勉強をすることで、今後スキルアップしていく上で必要な知識や考え方を身につけることができると勧められ、この資格に興味を持ちました。実際勉強を始めてみると、今まで知らなかったことや、ずっと学びたいと思っていたことを学ぶことができ、勉強がとても楽しくて、どんどんのめり込んでいきました。 それと同時に、診断士として活躍されている方々からもいろいろとお話を伺うことで、自分自身もこの資格を取得し、社会の役に立ちたいと思うようになりました。
Q KECを選んだ理由
初めて2次試験を受け、惨敗に終わった後、いくつかの予備校の説明会や体験授業に参加しましたが、その中で、一番ここで学びたいと思ったのがKECでした。2次試験を徹底的に分析した授業であったり 論理的・明確なオリジナルのフレームワーク等を使って勉強することで、合格に近づくことができるのではないかと思い、KECを選びました。
QKECの良かった点
1.2次対策の授業を主に受講していたのですが、解答を導くための考え方、フレームワークがとてもわかりやすく、ただ試験に合格するためだけでなく、今の仕事をする上でも、診断士として活躍する上でも必要な知識が、授業を通して身につけれた点

2.またディスカッションなどを通して、過去問をしっかりと分析することで、2次試験が何を問われる試験なのか理解を深めることができた点

3.いつでも講師の方々に質問をさせて頂くことができたり、自習室や授業欠席時にWEB視聴もでき、勉強しやすい環境が整っている点
Q最も役に立ったメソッド
各事例のフレームワークや、事例Ⅳのフレキシブルボックスです。

授業以外に、平成13年からの事例問題をKECで学んだフレームワークや解き方のメソッドを使って解く練習をしたことも、効果的な学習方法だったかと思います。

本番も、このメソッドを使って解くことで、落ち着いて解くことができました。
Q通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
合格した際に、主人、両親がとても喜んでくれたことがうれしかったです。家族の理解・協力がなければ、何年も試験勉強を続けることはできなかったと思いますので、大変感謝しています。
Q今後の展望
営業という職業柄、社内・客先でいろんな部署の方とお仕事することが多く、多面的な視点で仕事に取り組んでいかなくてはなりません。ですので、まずは今の仕事で学んだことを活かしていきたいと思います。 また、学生時代からずっと日本のものづくりを世界にひろげていくためにお役に立つことができればと思っておりましたので、診断士の資格を活かして何らかの形で貢献できればと思っております。
Q中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
診断士の勉強を続けていると、本当に受かることができるのだろうかと不安に思うことも多いと思います。

私自身も2次試験を2回不合格になった際は、これ以上勉強を続けるのはやめようかと悩みました。

その時に、KECの先生に、ここまできたのだからもう1回がんばってみてはどうか?と励ましを頂いたり、自分は何で診断士になりたいと思ったのか、診断士になって叶えたいことがあったじゃないかと初心を思い出すことで、ここで諦めたくはないと思い、勉強を続けることができました。

とても長い道のりに思えるかもしれませんが、みなさんの頑張りは、きっと合格につながっていると思います。時には息抜きもいれながら、あきらめずに進んでいっていただければと思います。
Qその他
KECでしっかりと学ぶことで、合格を勝ち取ることができました!先生方、スタッフのみなさん サポート頂き、大変ありがとうございました!

KECには私のような60代でも、効率的・効果的に学習できる環境がありました

mr-nishikawa
2015年合格者
西川 宏さん(60歳)/元製造業勤務
受講講座:1次・2次ストレート合格パーフェクトコース

Q中小企業診断士を目指したきっかけ
前職で、技術開発と新規事業関係の業務を担当してきました。定年が間近になり、第2の人生をどうしようかと考えたときに、中小企業診断士という資格が目にとまったのが目指すきっかけです。会社の中での経験に加えて、さらなるスキルと知識を蓄えて、中小企業の経営のお役に立ちたいと思いました。
Q KECを選んだ理由
中小企業診断士試験には、1年目は独学で臨みました。1次試験は突破できたのですが、2次試験は歯が立ちませんでした。予備校の2次過去問の解答集の内容がすんなり腑に落ちたわけではなかった状態での受験であり、残念な結果は当然と思いました。このままの状態では合格は遠いと思い、各種予備校を調べることにしました。

KECの2次無料体験授業を知り、受けてみたところ、KECの与件文、設問文の読み方と1次知識の活用法を駆使して、解答を導いていく手法がわかりやすく納得できたとの感触を得ました。これがKECを選んだ理由です。
QKECの良かった点
2次試験対策では、受講生同志が数人のグループになりインタラクティブに設問解釈とか解答内容を議論し、KECの先生がリードしてくれる授業形式は、単なる一方方向の講義とは違い非常に役立ちました。自分では気付かない見方、考え方を他の受講生と相互に確認できたのは、見識を広げられたと思います。
Q最も役に立ったメソッド
知識応用ロジックツリーです。1次知識が活用できるレベルになっていないのが、2次試験では致命傷になります。知識応用ロジックツリーは、事例毎の特徴を反映した1次知識の整理の形をとっており、結果的に非常に役立ちました。暗記が大変で、最初は内容がピンと来なかったですが、味わえばあじわうほど良さがにじみ出てきます。
設問での切り口とか解答の方向性を定めるために、よくできていると思いました。また、事例毎に与件文で「注意するべき文字」、設問文の「言い回し」など、試験独特のルールについての解説なども秀逸です。 KECに通う前は、このあたりの理解できておらず、設問文で何を問われているのかが理解できない、なぜ解答がそうなるのかが納得できない等の状態でしたが、それらを克服できてきたのが良かったと思います。
Q通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
学習は、事例IからIVまで講義で取り上げる過去問の予習と復習、そして知識ロジックツリーの暗記を中心に行いました。予備校の模試では、合否ぎりぎりの点であったこともあり、本番では気合と緊張のためか、なかなか頭が回らず、解釈を間違った部分もあり、今年もダメだと思いました。そのため、2次試験の合格発表も確認する必要もないと思い、後で通知がくるのを待てばよいかと思いました。
そういうこともあり夕方にKECの先生からの電話を受けたときは、最初、「要件はなんでしょうか」と反応してしまった次第でした。“合格”と聞いてエッ!と思ったのが正直な感想です。失敗したと思っていたのに、合格とは・・・中小企業診断士の試験はなんとも不思議な試験です。
Q今後の展望
独立診断士としてすぐに活動するのもなかなか大変だと考えていますので、まずは、次の会社で職を見つけて、それと同時に診断士活動に取り組んでいきたいと思います。
Q中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
中小企業診断士の試験は、50歳までの方が多く合格するという事実があります。しかし、私のように次のことを考えて、50歳後半から取り組む方も今後増えてきます。若いころと違い、もの覚えも衰えてくるため、効率的・効果的な勉強方法がカギとなると思います。またこれまでの業務経験が邪魔をすることもあるので、広く議論できる環境を確保して、視野を広くすることが必要です。そして、真剣に取り組めば、十分合格できる試験であると思います。

わずか2ヵ月で本試験で戦えるレベルまで・・・そして一発合格!!

mr-imakita
2015年合格者
I.M.さん(41歳)/会社員
受講講座:2次直前合格コース

Q中小企業診断士を目指したきっかけ
業務内で使っている投資判断基準やフレームワーク、その他のビジネス理論について、よい勉強方法はないかと調べていたところ、体系的に習得できる中小企業診断士にいきつきました。
Q KECを選んだ理由
・1次では独学でしたが、2次は解答に多面的な考え方が求められること、また、1次受験以前に2次の勉強をしていませんでしたので、2ヵ月で合格するにはノウハウが必要と思い、学習方針を転換し、予備校に通うことにしました。

・予備校を検討する中で、①少人数制・双方向授業で密度の濃い授業が受けられること、②過去問演習では、ディスカッションがあることで、他の受講生の様々な考え方や解き方を知ることができる、③2次で必要とされる多面的な解答訓練にピッタリだと感じたこと、等でKECを選択しました。
QKECの良かった点
(1)メソッドがハッキリしていたこと
KECには、フレームワークなどの確立された方法論があり、それについていくことで、ゼロベースだったところから、約2ヵ月で戦えるレベルまでいけたと思います。
また、解答のベースとなる1次知識が整理されており、それを覚えることで、解答の材料ができ、そこから本論を作ることができたため、少なくとも全く書けないという事態は避けられたと思います。
KECにはメソッドが確立されており、それを信じてやり切ることが合格に繋がったかなと思います。

(2)解答に納得感が高いこと
1次知識と与件文、設問文から導かれるKECの解答には納得感が高く、腹落ちますので、正しい解答への考え方が身に付いたと思います。設問には、変に難しく考えず、正面から答えるのが大切に思いました。

(3)ディスカッションによる緊張感
過去問演習では、授業中に試験同様問題に取り組んで、その後、グループワークによるディスカッション、先生による解説という流れになります。問題に取り組むに際して、後でディスカッションがあるので、手を抜いたり、空欄にしておくとディスカッションになりませんから、難問でも解答欄が埋め難い問題でも、無理に解答を作ります。これが、本番において、難問でも解答をひねり出す力につながったと思います。
また、ディスカッションにおいては、他の人の解答から、自分では思いが及ばない考え方を知って多面的な考え方が身に付くとともに、先生により解答の方向性について、解説がありますので、ディスカッションの内容もしっかり修正してくれます。

(4)2次試験を研究し、傾向と対策をしっかりやってくれたこと
過去問演習に入る前に事例毎の傾向と対策をやり、事例毎の考え方の違い、試験委員対策など、独学では対策しにくい部分を補っていただけたと思います。2次までの時間がありませんでしたので、早く過去問をやってほしい思いもありましたが、結果的には、事例毎の基礎を固めてから問題に取り組んだのは早道だったと思います。
Q最も役に立ったメソッド
・1次知識を解答のベースに、与件文、設問文を使った三位一体の解答をするということです。1次知識により解答の本論を作りますが、それだけでは一般論になりがちなところ、与件文、設問文を組み合わせて解答することで、問題に沿って解答を組み立てることができました。

・また、ベースとなる1次知識が整理されており、それを覚えることで、解答の材料ができ、そこから本論は作ることができました。少なくとも全く書けないという事態は避けられたと思います。
Q通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
通学を始めたころ、授業中に先生から突然振られる質問にろくに解答できず、1次学習とのレベルの違いに戸惑いましたが、先生方のご指導により、戦えるレベルまで引き上げていただきました。
Q今後の展望
・まずは、企業内診断士として、診断士試験で得た知識や、診断士活動で得られる経験・ネットワークを活用して、会社の業績向上に貢献したいと思います。

・また、個人としては、診断士活動を通じて、地域の活性化等、社会貢献活動もしていきたいと考えています。
Q中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
1次から2次は短期決戦になるので、迷う暇がありません。これというメソッドを決めてそれに集中することが大切です。KECのメソッドは、研究に裏打ちされた事例毎の対策と、明確なメソッド、少人数制による密度の高い授業があり、一発合格を目指す時間のない方にはオススメできます。2次の学習は早いに越したことはありませんが、短期決戦となった場合には、KECのメソッドは有効に思います。
Qその他
2ヵ月という短い間でしたが、熱心にご指導くださり、ありがとうございました。KECなしでは、この合格はなし得なかったと思います。講師陣の皆様、一緒にディスカッションしてくれた受講生の皆さん、本当にありがとうございました。

過去問に勝る問題はない。解いた「つもり」になっていないか自問することが必要

mr-kojima
2015年合格者
小島 勉さん(36歳)/会社員
受講講座:2次直前合格コース

Q中小企業診断士を目指したきっかけ
前職で、ある事業部の管理部門で事業部の売上や利益管理など、管理業務を行っていたとき、上司から中小企業診断士の資格を紹介されました。

経営全般の知識が得られ、将来的な独立も視野に入れることができるので生き方の選択肢が広がるのではないかと思い勉強を始めました。
Q KECを選んだ理由
しばらく独学で勉強をしていましたが、1次試験はともかく、2次試験は独学では厳しいと感じていました。

1次試験に合格した年、試験会場で配られていたKECのパンフレットを見て①過去問中心であること、②1次試験知識の活用方法を謳っていたこと、③他の受講生と意見交換の機会があること、が他の予備校にはない特徴と思い、まずはお盆休みの無料体験講座を申し込みました。

2日間の無料体験講座は1次知識間の関係や、2次試験での使い方など少人数制で非常に中身の濃いものでした。このまま勉強を続ければ2次試験にも対応できるのではないかと思い受講を決めました。
QKECの良かった点
(1)受験仲間
独学で勉強していた私にとって、KECを通じて受験仲間ができたことはとてもよかったです。この関係は合格後も続き、一生の財産となるのではないかと思います。

(2)圧倒的な練習量と深い分析による多面的な気付きのきっかけ
直前期に約2ヵ月間で過去7年間分、約28問の事例を解きました。過去問に力を入れている人でも3年分や5年分を解いている人がほとんどと思いますが、10年前の事例が形を変えて繰り返し問われていることもあります。 考えてみれば、10年前も今も中小企業診断士に求められている素養にそれほど大きな違いはないはずです。
しかも、KECでは単に問題を解くだけでなく、講師の深い分析に基づく解説講義やグループディスカッションを通じた他の受講生の視点による多面的な気付きのきっかけがたくさんありました。
KEC受講前も過去問を解いておりましたが、自分の解き方はまだまだ甘いということを痛感させられ、良い刺激になりました。

(3)数々のKEC独自のメソッド
後述のロジックツリー以外にも、フレームワークやFBメソッドなどの解答メソッドだけでなく、緊張を和らげる呼吸法や間違いノートの作成により、本番を意識した対策ができたと思います。
皆さんの中には既知の問題ばかりでは不安で、新作問題を解きたいという方もいるかと思います。受験仲間の中には他の予備校と両方通っている方もいました。
しかし、個人的には過去問に勝る問題はなく、解いた「つもり」になっていないか自問することも必要ではないかと思います。
KECではイベントや無料説明会も実施していますので、ご自身でKECメソッドを体験してみて判断されることをお勧めいたします。
Q最も役に立ったメソッド
KECのロジックツリーは1次知識を漏れなく重複なく体系化しており、直前期には肌身離さず持っていました。

知識はバラバラに覚えていたのでは忘れやすく、2次試験に応用も効きにくいと思いますが、事例で何を聞かれているのか迷ったときや文字数と比べて自分の回答が明らかに短いときに、ロジックツリーの切り口や関連知識を使って何とか回答できた問題がありました。
Q通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
(1)通学時
KECは平日と週末のコースが選べ、8月と9月は週末に受講していましたが、直前期は復習などまとまった時間が必要なため、主に平日夜間に受講しました。
受講後、小学館ビルから北新地駅まで受験への不安や事例の感想などを受験仲間と話しながら夜遅く帰ったことが良い思い出となっています。

(2)学習時
私は残念ながら1年目は不合格となってしまいましたが、敗因分析をした結果、決して方向性は間違ってなかったのではないかと考え、いたずらに別の予備校に通ったり、過去問中心の勉強方法をかえたりせず、1年目に消化しきれていなかったことを消化したり、計算力強化など1年目に十分にできなかったこと、やり残したことを中心に補強するように努めました。
(3)本試験日
記述式試験当日KECの先生たちが試験会場におられましたので、ご挨拶をしたことで本番のスイッチが入ったような気がします。

また、口述試験では、会場で案内して下さった方がKECの先輩で、無用な緊張をせずに口述試験に臨めたのは非常に良かったと思います。
Q今後の展望
まずは、実務補習に集中し、診断士としての基礎を築きたいと考えております。登録後は研究会への参加など自己研鑽を続けると伴に現職にてグループ会社のコンサルティングレポート作成など、診断士として学んだことを活かしていければと考えております。
Q中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
あなたはどうして中小企業診断士を目指しておられるでしょうか?休んだり、家族と過ごす時間を犠牲にして勉強されるのにはそれぞれの理由があるかと思います。 勉強が辛くなったときやスランプに陥ったときなどには、その理由を改めて問い直してみてください。きっと勉強を続ける元気が出てくるのではないでしょうか?どうしても勉強を続ける元気が出ないときは無理せずリフレッシュするのも有効と思います。

合格して改めて感じていることですが、実務補習を始め、診断士試験に合格しなければ出会えなかったであろう出会いが多くあり、これからもたくさんあると思います。

今、日本は少子高齢化やグローバル化など、過去に経験したことのない課題に直面しております。

中小企業診断士試験はゴールではなく、スタートであり、あなたが診断士になるのを待っている人が必ずいます。中小企業診断士試験で学んだことは試験のみならず、実務で役立つことも多いと思います。

「失敗とは諦めること」という名言がありますが、診断士試験も諦めず続けていればきっと合格できるはずです。

いつの日かあなたとご一緒にお仕事をさせていただく日を楽しみにしております。
Q その他
次の試験に向けて、皆さんの状況はそれぞれ異なっているかと思います。

PDCAサイクルを回し、いつまでにどの科目をどのように勉強し、どのような状態になっていることを目指すか計画を立て、実行し、うまく機能しているか検証し、計画を修正し、また実行する。2次試験合格という目標に向けて、ご自身にあったPDCAサイクルを実践することをお勧めいたします。

その際、KECのカリキュラムは、皆さんにとってもペースメーカーとして、勉強のツールとして、現在位置の確認として有力な選択肢となるのではないかと思います。ぜひ、KECをうまく活用して、中小企業診断士試験に合格されることをお祈り申し上げます。

受講生同士のディスカッションによる講義があったことで交流ができ、あきらめることなく仲間と頑張ることができた

mr-shouji
2015年合格者
Y.S.さん(42歳)/会社員:情報通信業
受講講座:2次パーフェクト合格コース

Q中小企業診断士を目指したきっかけ
アラフォーになって自らを振り返ったときに、自己アピールできるものがなく、自信を失いそうになっていました。その状況を打開すべく、今までの自分の経験を生かせる強みがほしいと思っていた時に、以前の職場でお世話になっていた方が中小企業診断士の有資格者だったことを思い出しました。

あと、将来に対するビジョンが描けず、漠然とした不安があったため、難関資格にチャレンジすることで自らの殻を破りたいと考えました。
Q KECを選んだ理由
友人がKECに通っており、独自のノウハウやメソッドは聞いていましたが、実際にその方が合格したので、KECには受験者を合格に導ける力があると感じました。また、中小企業診断士の受験勉強は今年で最後にしようと考えており、KECは他校より充実したプログラムを組んでいたので、最後の一年は気合を入れて取り組もうと考えたからです。
QKECの良かった点
ディスカッションなどで他の受講生とも交流ができ、授業の日以外にも仲間で集まり自学自習が行った等、一緒に頑張る仲間ができたこと。また、通常の授業内では対処しきれないような私のわがままな要望を聞いていただき、一人一人の受講生に合わせた柔軟な対応をしていただいたことです。
Q最も役に立ったメソッド
ロジックツリーと財務・会計のフレキシブルボックスは特に役に立ちました。

ロジックツリーは、覚える量が膨大な中小企業診断士の出題範囲の中でも最重要ポイントだけをまとめてくれています。ロジックツリーを覚えるだけで2次試験に必要な用語が整理でき、効率よく記憶を呼び戻すことができました。

また、財務・会計を苦手としていた私には、所定の枠に数字を入れるだけで簡単に計算ができるフレキシブルボックスが本当に役に立ちました。計算時間の短縮やミスの防止にもつながり、苦手意識を払拭することができました。
Q通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
独学では自分の意志の弱さに負けてしまって、すぐに勉強をさぼってしまいますが、スクールに通うことで土日の通学が“義務”になり、心が折れそうになっても継続して勉強を続けることができました。また、通勤時はロジックツリーを電車内で暗記し、退勤後や授業の後にKECの自習室を使うなど、自分なりに受験環境を整えました。

本試験日は、KECの先生やスタッフの方が試験会場前まで応援しに来ていただいていたので、緊張感がほぐれ、安心して試験に臨むことができました。

合格発表の日は、会社に居ても落ち着かないと思ったので、年休を取って自宅のパソコンで、中小企業診断協会のホームページを確認しました。自分の番号を見つけた時に、無意識のうちに「よっしゃー!!」という声が漏れてしまったので、会社を休んで良かったとつくづく思いました(笑)  
Q今後の展望
中小企業診断士の受験勉強、特に2次試験対策をする中で変わったことは、論理的かつ客観的に物事を考える力がついたことです。これは、全てのビジネスシーンにおいて必要なスキルであり、論理的・客観的思考力が有ることで、頭の回転や仕事の段取りが良くなり、トラブルの際も切り分けができるようになりました。

しかし何より一番大きいのは、資格にチャレンジする前に感じていた自信喪失や将来への不安が軽減されたことです。自分の今までのキャリアを整理し、裏付けとなる国家資格を身に着けたことで、自信を取り戻し、将来への展望が見えてきた気がします。
現時点では転職や独立は考えていませんが、今の勤務先で中小企業診断士で学んだことや資格を活かしながら、あわよくば独立(!?)も視野に入れながら、自らのキャリアアップにつなげていきたいと考えています。
Q中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
中小企業診断士は受かっても落ちても、チャレンジするだけでも意味のある資格だと言われています。学習範囲には“ビジネスマンとして最低限知っておかなければいけないこと”が集約されていて、それは世間で言われているだけでなく、個人的にも痛感しています。学んだことは必ず絶対に役に立ちます。

でも「勉強するだけで良いや」で終わるのではなく、実際に「中小企業診断士」を名乗ってみたいと思いませんか?名刺に「中小企業診断士」という肩書きが一行入るだけで、その人物の信用力は大きく増すと言われています。いわば“水戸黄門の印籠”です。葵の御紋の印籠を手にする力を、KECはあなたに与えてくれます!!

WEB受講でも直接講師と電話で対応して頂き、信頼感と魅力を感じた

mr-miwa
2015年合格者
三輪 千種さん(28歳)/会社員:企業向けソフトウェア営業
受講講座:2次直前合格コース@WEB通信

Q中小企業診断士を目指したきっかけ
大学卒業後、金融機関に就職していましたが東日本大震災を契機に実家のある香川県に帰り家業を手伝うことになりました。前職と大きく違ったのは規模の小ささ故、部署毎の仕事を割振られるのではなく、全社的な視点を常に持ち自発的に考え行動し売上を上げることが求められたということです。『経営って?』『全社的な視点って?』と考えつつも営業経験しかなかった私は闇雲に経営者の集まりに顔を出し紹介を受け営業に回るという日々を続けていて…そうした折、親しくさせて頂くようになった方々から日々の愚痴や将来への不安を聞くようになり、両親や親戚、知人の経営者さんからも似た話を聞いた経験があることを想い出しました。

その時、漠然と『経営者さんの悩みや困っている事を聞き出して、不安を拭う御手伝いをしたい』『全社的な視点を持つためにも経営全般の知識を学ぼう、そこからがスタートだ!』と感じたことを切っ掛けに一念発起し、診断士の受験生となりました。
Q KECを選んだ理由
1次試験対策から通っていた予備校の先輩から「2次試験対策はKECが良いよ」と聞いていました。現に私の予備校で1次~2次試験迄の11週間のみの勉強時間で一発合格をしたのがその先輩だけでしたので、言葉にとても説得力を感じ、1次試験後にネット検索をしました。その先輩がKECで初めてのWEB講座受講生だったということもありWEB受講に多少の不安を感じ、直接電話で説明を受けたところ対応して頂いた先生に信頼感と魅力を感じその場で即決しました。講座内容の面では、事例Ⅳ特訓講座があったことが最大の決め手でした。
QKECの良かった点
ズバリ事例Ⅰ~Ⅲのロジックツリー冊子&事例Ⅳ特訓です。この2つが2次試験ストレート合格に大きく寄与していたと思います。教室講座であればもっと深く良さを実感できただろうと悔やんでいますが、通えずとも十分な量と質の教材を頂け、「これを熟せれば合格できるな」と安心して取り組むことが出来ました。

また2次試験作問者の著書等から読み取れる諸先生方の考え方の特徴を分析していたのは驚きでした。そういった方面からの対策もあり、抜かりなさを感じました。
QKECで最も役に立ったメソッド
事例Ⅳ特訓のFB‘フレキシブルボックス’事例Ⅰ~Ⅲのロジックツリー小冊子です。

FBは、CVPやNPV、キャッシュフロー計算書で特に役立ちました。その他の項目でも理解が深まったと思います。私は1次試験後に初めて2次試験の問題を目にしたのですが、その際1次知識だけでかろうじて解けたのは事例Ⅰ~Ⅲだけでした(時間は足りませんでしたが)。事例Ⅳは80分で20点分程度しか解けなかったのです(正解もしていなかった)。 まさに手も足も出ない絶体絶命の状況でした。そこで急いでKECの事例Ⅳ特訓に取り掛かりました。項目毎にしっかりとしたFBのメソッドがあり、まずはFBを機械的に覚えて計算方法を身に着けた後に理解をする、という流れが私にフィットし頭にストンと入った感覚がありました。事例Ⅳ特訓を一通り熟してから過去問を解いたとき、格段に見える世界が違ったのを実感しました。

事例Ⅰ~Ⅲのロジックツリー小冊子は、単純に知識の整理整頓に抜群でした。その他の太いテキストではやる気が起きないのですが、この小冊子は端的にキーワードを纏めてくれているので‘暗記している’という感覚がなく頭に入りました。移動時間や休憩時間に最適な大きさだという点も大変有難かったです。
Q今後の展望
いつか独立が出来れば良いと考えています。先ずは実務の経験を積まなければならないので、コンサルティング業を学べる環境に身を置きたく、今後は精進していく予定です。診断士の勉強を続けつつ、新たな分野にも幅を広げ、私にしか出来ない何かを手探りで探していきたいです。そして、少しでも多くの経営者の方々の不安や悩みの解決の手助けが出来れば何よりです。
Q中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
想像出来ない事は達成出来ないと聞いたことがあります。

私は“もし診断士になったら”と求める自分像をかなり具体的に想像し、毎晩イメージトレーニングに励んでいました(笑)これはオススメです。文章を書く練習として、「診断士になったら」をテーマに手書きで作文するのも絶対良いと思います。モチベーションがグーーーンと上がります!

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