あすなろの軌跡
第139回 あすなろEXE
あすなろの軌跡
第139回 あすなろEXE
[第139回]
開催レポート(2023.10.27)
Aso Yoichi
麻生 要一氏
株式会社アルファドライブ 代表取締役社長 兼 CEO
株式会社ゲノムクリニック 代表取締役 共同経営責任者
株式会社NewsPicks for Business 代表取締役
10月27日(金)「第139回あすなろEXE」が開催されました。コロナウィルスが5類感染症に移行されたことにより制限が解除され対面形式にて、会場には約100名の方にご参加いただきました!
講演者には元リクルート出身の新規事業の最高権威者、株式会社アルファドライブ代表取締役社長/CEOの麻生要一氏を招致!
さらに特別ゲストとして、株式会社ニューズピックス 代表取締役 Co-CEOの稲垣裕介氏の2名をお迎えしての開催となりました。
ご講演中の麻生氏
■変革の時代に未来を切り拓く「新規事業の実践論」-イノベーションの起こし方・イノベーションを起こす組織の作り方-について熱く語っていただきました。
その一部をご紹介します。
ある調査によると2020年を中心に拡大したコロナウィルスの影響で会社の存続が危ぶまれる業績となった企業が8割、その一方で残りの2割は過去最高益を出すなど急成長をした会社があった。
この違いは何なのだろうか?
アマゾンが銀行やコンビニを作り、トヨタが街づくりを行い、ソニーが車を作る…
つまり、今までの経営戦略は、“同じ事業どうし”で戦っていたが、それはもう過去のこと…。
先に述べた“2割”の企業は、いち早く「業態変化」(=新規事業)を行ったことが大成功を収めた秘訣である。
なぜか多くの企業が新規事業は提案するだけで契約がもらえ大成功すると考えている。
新規事業であっても新入社員の営業がセオリーとして教わる上記の1~5のサイクルを繰り返し行うことで成功を手に入れることができる。
麻生社長は、これまで130社12200件もの新規事業に携わってこられた経験から、「必ず誰にでもできる」と自信を持ってお話をされていました。
そのポイントは、先に述べた“正しい営業方法”で、「仮説」と「顧客」というシンプルな2つのキーワードだけで物事を進めていくことにあるそうです。
さらに修正した「仮説」を「顧客」に持っていくこと300回をスピード重視で行うことで、新規事業を成功へと導き、今後コロナ級の変化が訪れても成功し続ける強い会社作りをしましょうと強く宣言をされ、講演は終了となりました。
KEC教育グループでは、今回の学びをより深め、実践していただけるよう「新規事業の実践論集中講座(2days)」を開催させていただきます。
多くの方のご参加を心よりお待ち申し上げております!!
次回の「あすなろEXE」も乞うご期待!
あすなろEXEー代表幹事 木村節三 挨拶
特別ゲストの稲垣氏
乾杯のご挨拶
講演に聞き入る参加者
麻生氏と稲垣氏を交えた質疑応答
ウェルカムスペースでの名刺交換