あすなろの軌跡
第136回 あすなろEXE
あすなろの軌跡
第136回 あすなろEXE
[第136回]
開催レポート(2021.3.13)
Suenaga Yukiho
末永 幸歩氏
ベストセラー『13歳からのアート思考』著者
3/13(土)「第136回 あすなろEXE」が開催されました!
リアル会場とオンライン参加者を合わせ、約100名の方にご参加いただきました!
講演者には、ベストセラー『13歳からのアート思考』著者の末永幸歩先生を招致!
コロナ禍で加速する「VUCAの時代」、物事の本質を探究し、思考力・創造力・主体性を磨く!
その一部をご紹介します。
ご講演中の末永氏
19世紀の印象派画家、クロード・モネの有名な作品「睡蓮」
これを描いた背景にあったのは、「色」への興味だった。モネは自身の色への興味を掘り下げて、同じ場所からみた睡蓮を250枚以上も描き続けた。
これまでの教育・ビジネス社会が求めてきたのは、
『同じ答えを早く導き出せる』こと
環境変化のめまぐるしいVUCAの時代に必要なのは、
『今はない答えを創り出す』こと
今回のあすなろEXEは、体験型のアート鑑賞で盛り上がりました!
参加者の皆さまが、経営者や組織人としての役割を超えて、楽しそうに自らの感性を表現し合う様子が印象的でした。
これまで教育現場においても「疑問を抱くより、早く正解にたどり着くこと」が重視されてきました。そういえば、小学校で「なんで?どうして?」が口癖な子供に先生が「とにかくこの通りにやって」と指導している・・・なんて場面を思い出します。
こうしたVUCAの時代において必要なのは、答えに早くたどり着くことや答え(マニュアル)の通りに進めていくスキルよりも、「アート思考」ではないでしょうか。
教育現場においても、今年の4月からの新指導要綱において「アクティブラーニング」→主体的で深い学びが取り上げられています。
末永先生の授業では、子ども達から沢山の「興味の種」の発見があるそうです。
この沢山の「なぜ??」から生まれる“興味の種”を大事に育てることが、21世紀の「VUCAの時代」に求められていることなのかもしれません。
あすなろEXEー代表幹事 木村節三 挨拶
会場とオンラインのハイブリッド形式
乾杯の挨拶
熱心に質問する参加者
お互いの“主観”を発表
自分なりの感性でアート鑑賞