あすなろの軌跡
第130回 あすなろEXE
あすなろの軌跡
第130回 あすなろEXE
[第130回]
開催レポート(2019.05.25)
Kurokawa Yoji
黒川 洋司氏
株式会社良心塾 代表取締役
先日5月25日(土)、「第130回あすなろEXE」が開催されました!
講演者には、受刑者更生の支援教育に心血を注ぐ、(株)良心塾 代表取締役 黒川 洋司氏を招致。参加者は総勢約100名。
テーマは、
受刑者更生から学ぶ「人の啓発」「活かし方」「真の人材育成」とは?
暴走族、ヤクザの世界にも足を踏み入れ、犯罪と共に生きてきた半生から、現在は「良心塾」塾長として受刑者の自立支援に全力でぶつかり続けている、黒川氏からの熱いメッセージ。
そのメッセージをご紹介します。
ご講演中の黒川氏
利益の最大化ではなく、人々や社会を脅かす貧困・教育・健康・技術・環境といった問題を解決すること。「虐待・再発防止」で誰もが笑って暮らせる社会に! 被害者も加害者もない社会に貢献する。
幼少期に父親の女性関係が問題で、両親が離婚小学生時代から、万引き、カツアゲに手を出し始める
中学から暴走族、そこから暴力団体に弟子入りそこで覚せい剤や暴力に手を染める
薬漬けの毎日で、鏡を見た自分に驚く。
20代半ばで団体を抜け出し、「けじめ」をつけ堅気の世界へ
少年院出院者の多くは家庭崩壊、支配的な親、虐待などの経験があり「愛情不足」を抱える若者が大半。ある意味では、幼少期に愛情を得られなかった「被害者」
黒川氏自身の経験を活かし、すべての子どもが「愛」されて育てる社会にする。
会の始まりは、まず乾杯から
黒川氏と代表幹事の木村
黒川氏の話を真剣に聞き入る参加者
「良心塾に関わった若者全員が、虐待や
ネグレクトを幼少期に受けている」事実
会の途中は、自由な名刺交換も
参加者同志で記念撮影