あすなろの軌跡
第127回 あすなろEXE
あすなろの軌跡
第127回 あすなろEXE
[第127回]
開催レポート(2018.7.28)
Ito Kenta
伊藤 健太氏
株式会社ウェイビー 代表取締役
先日、「第127回 あすなろEXE」が開催されました!
講演者には、若干30歳で「ダボス会議(世界フォーラム会議)」の若手リーダーに選抜された株式会社ウェイビー代表取締役 伊藤 健太氏を招致。総勢約120名の方にご参加いただきました。
テーマは、
「国内屈指の起業支援&プロ起業コンサルタントに聞く!
人間と企業の成功の法則」
伊藤氏は23歳の時に病にかかった経験から、「今すぐ社会や地球に役立つことをしたい!」と起業を決意。「意味のない時間はキライ」と、1日1日を全力で使命に生きていらっしゃる伊藤社長の熱い想いを、80分目一杯にお話しいただきました!
そのエッセンスを一部ご紹介します。
最先端のビジネスマインドを語る伊藤氏
VUCA=変動性や不確実性、複雑性、曖昧性
今は世界が繋がり過ぎて、誰もコントロールできない時代である。日本のこれまでの前提、ルールが変化してきている。
「所有的」考え方「シェアリング」の考え方へ
周りからのラベルではない。自分自身は、自分で定義する。
(例:「小学生」小学生らしからぬ行動をすると、周りが止める。)
ここからは、イノベーションは起きない。自分を捉え直すことが大事
これからは「近江商人の三方よし」のような考えが大切。
ハーバード大学のMBAでも教えている。個人ではなく「全体」の最適化から構築していく。
誰もが情報を得られる時代!アイデアが生まれても、またすぐ誰かが似た商品を出してくる。
本来的には、何を目指しているのか「WHY」が重要。「HOW,WHAT」だと、すぐに均一化する。
「私は何者か?」「起業や商売の目的とは?」目的と利益(お金の関係)を理解することが重要。
これからは、ハイブリッドで両立しないといけない。
日本人は、「進歩」が得意。進歩が行き過ぎると、「コスト」になる。
顧客ロイヤリティを上げる最大の要因は、考えさせないこと。
(例: Amazonのダッシュボタン)
情報過多な現代は、脳は楽をしたがっている。だから、「考える」フェーズを飛ばすことが必要。合理性ではない。
進歩=過去思考、均質化思考
合理的な組み合わせではなく、異質なもの、偶発的な出会いが成果を生む!
LINE前社長、ユナイテッドアローズ、J&J日本支社の歴代の社長たちは、みんな貪欲に質問の回数が多い。
誰に対しても、「教わろう」のスタンス。
「Q]パイロットと副パイロット、どちらの方がミスをするか?
「A]パイロットの方がミスをする
なぜか?パイロットがミスしても誰も注意しない。副パイロットの方が学ぶ。
ここからの時代、年齢に関係なく、「いかに新しいものに柔軟に対応できるか?」が鍵。
『連続企業家=連続学習家』
アメリカの大学では、いくつもの学部を跨ぐのは当たり前。
アイディアは、情報の組み合わせ。自分の学習範囲を決めない!
会の始まりは、まず乾杯から
あすなろEXEー代表幹事 木村節三 挨拶
ビジネスマインドを熱く語る伊藤氏
講演に聴き入る参加者の皆様
次回講演のご紹介
自由な名刺交換で広がる交流の輪