一人ひとりを大切にした教育
私たち、KEC教育グループは、昭和49年2月1日に大阪府門真市に高校生を対象とした大学受験のための塾予備校として創業し、50年が経ちました。今では、小学生から社会人・企業までを対象とした10の人材・教育事業、31の事業所を有する総合人材・教育機関となりました。
現・会長である木村節三が塾予備校を立ち上げたときから大切にしていることは、「プロ講師による習熟度別少人数クラス指導」です。今でこそ、「少人数クラス指導」で行っている教育事業者は多くなりましたが、それは少子化の影響等で受講者数の減少に伴い「少人数にせざるを得なくなった」ものが多いように見受けられます。
創業した昭和49年は、都市部の小学校の児童数は1000人を超える、子どもが多い時代でした。
多くの教育事業者は、1クラス50名や100名といった人数で授業を行っていました。その中にあって、KECでは1クラス25名以下の「少人数クラス指導」を行うようにしていました。25名を超える場合は、クラス分けを行い、より習熟度別に細分化されたクラスを増設していました。
なぜ「少人数クラス指導」に
したのか。
なぜ「少人数クラス指導」で授業を行うようにしたのか。それは、「一人ひとりを大切にした教育」と「実社会で躍動できる“実践力”を持った人材の輩出」の実現が目的でした。先生1人に50人の授業では、生徒一人ひとりの学習状況を把握し、向き合うことはかなり困難です。
先生1人に100人だと無理だと思います。そのような授業、指導が当時、行われていましたし、今でも行われていると思います。KECはその逆、「生徒一人ひとりの学習状況を把握し、向き合い、成長を促す」授業、指導を行っています。
もう1つの「実社会で躍動できる“実践力”を持った人材の輩出」ですが、KECでは成績が上がること、志望校に合格することはもちろんですが、それ以上に“実社会で活躍できる”を狙って指導を行っています。
“実社会で活躍できる”人材を育成するために、他の学校よりもアウトプットの機会を多くしています。例えば、塾予備校の英語の授業だと、恐らく他の塾予備校の5倍も10倍も受講生が英語を口から発する機会が多いと思います。そのようなアウトプットの機会を多く持ち、それを確認できるようにするためには「少人数クラス」でなければなりません。
「一人ひとりを大切にした教育」と「実社会で躍動できる“実践力”を持った人材の輩出」の考えと実践は、50年経った今でもしっかりと継続し、KEC外語学院の習熟度別21段階&定員12名クラス、KEC日本語学院の模擬授業回数50回実施等、KECのすべての人材・教育事業に根付いています。
『FOR YOUの精神』と
『宇宙一キミと向き合う』
次の50年も、KEC教育グループが掲げる『FOR YOUの精神』と『宇宙一キミと向き合う』をより進化させ、「一人ひとりを大切にした教育」と「実社会で躍動できる“実践力”を持った人材の輩出」を、情熱溢れるスタッフと伴に、熱く熱く実践して参ります。ご期待ください。
ケイ.イー.シー.株式会社
代表取締役社長